Archives

2003年07月のLog

アローミナサン、コンバンハ!いやぁホントに一週間前はバイトでテンテコマイだったんけどさ、ある程度形になってちょいと凧の糸が切れちゃったんかね、今週七連休。ばっはっは。連絡入るのもウザイんで携帯電話オフ。僕をデートに誘おうとして繋がらなかったそこな女の子!ごめんなぁ。

僕は曲を書く時、歌詞から入る事が多いんな。歌詞っつーかフレーズか。気に入ったフレーズや文節にメロディがガッっと乗るんよ。でもそう言ったフレーズとかは大抵一、二行で終わってる事が大半でさ、その先に進まない事が多いん。
その、一、二行分の、Aメロやサビだけで止まってる曲が幾つもあってさ、続きが出てくるまでなんかが降りてくんの待ってたりするんけどなかなかないね、降りてくる時。あはは。なので待たずに責めに出て見る事にしたん。
ライブをやってる時は1ライブに新曲1つやりたいとかあったからさ、なんとかして歌詞を捻り出してたん。でも今はそう言った切羽詰ったようなアクションは起こしていないじゃない。切迫感がないの。なので生まれない。だばぁ

取りあえずオケを作って、歌詞も用意出来てないのに歌の録音。
出来てない歌詞の所でポッと頭が空白になる。
でも取りあえず単語歌う。
その録音を聴きなおす。
録音された歌の中、気になった単語から広げる。

ギターとか音出す物に触らずに、歌詞が欠けてる曲のオケも流さず、逆に他の曲をかけながらノート。
気になってるフレーズの先を拍、リズム、メロディ考えずに広げていく。
出来た物をメロディに併せて削っていく。

この両方を言ったり来たりしてる次第で御座います。
チャオ
アローミナサン、コンバンハ!
バイトの帰り道にさ、窓開け放った家から罵倒が聞こえてきたん。
あ、馬鹿、なぁんでそこで左だすんだよ!あ、ばぁか、だから原は駄目なんだよ。あ、駄目だなぁ。
と言う独り言なんか、家族に向けている言葉なのかわからない声が漏れていた。
あぁ夏になりつつあるのだなぁ。

僕は小学校ん時に少年野球団に入っていた物の、プロ野球というものにそれほど興奮を覚えなかったん。学校に行って同じチームの奴が
これだーれだ
なんつって投球フォームやバッティングの真似をして笑いを取ったりするんけどさ、僕はようわからんくて愛想笑いをしていた記憶があって今思い出すと結構いやーん。
これに近くって僕はベストテンとかは全然見なかったん。プロ野球と同じように全然知らんのけどさ、誰かが真似しててもハハァーンと流す事が出来たな。やっぱり野球コミュニティに自分が入っていたのだろうなぁ。

家族の夕暮れ

今思えば父親が気を使っていたのだろうか、メインは僕等なん。最初、僕は兄と一緒にドラえもんとかを見てるんけどCMに入った途端にチャンネルを4に変える。親父は巨人ファンだったんな。
最初は
宣伝の間だけ、宣伝の間だけ、
つってるんけど何時の間にかに
中畑の打席が終わるまで!つってスライドしていってしまいにゃぁ国家権力。
これがまた中畑がファールファールファールってなもんで粘ったりしようものなら僕等兄弟は、
のび太が苛められるシーンどころか、ドラえもんの道具によってスッカー!って過程も通り越して彼がぼこぼこになった姿を見る羽目になる。これじゃ歪むぜ。

と言うわけで夏とビールと枝豆と、AMラジオ。第一話が終わりとなります。次の構想は夏とAMラジオのみとなっております。ビールと枝豆はすっとばし2話で終わるでしょう。
チャオ
さっき掲示板に、時期的にじめじめもっさりっつって書き終わったらさ、外からぴよぴよぴーよぴよなんつってヒグラシが鳴いていた。良くわからん季節の流れになってきたなぁ。と言っても僕がちっちゃい頃に、この時間起きていたらヒグラシ鳴いてたんかもだけど。
あれだいね、秋のヒグラシは風流だけど夏は切ないね。ぷぷっ、切ないだって。なっはっは。なんてぇ事を考えていたら雨降ってきた。ヒグラシは鳴くの止めたけど鳩がどっかしらで鳴いている。

僕はちいちゃい頃、雨の境目を見たくてしようが無かったん。一歩踏み出したら雨の世界、振り返ったらからっからの地面。こんなのを夢想していたんけどさ、何時の間にかにそんな思いもどっかに行ってしまっていた。
高校がさ、すんげぇ田舎の、田んぼの中にある校舎だったん。なんの授業か覚えて無いけどね、ぼぉっと校庭見てたら遠くっから黒い地面が校庭を覆って行く様を見た。ここで件の思いがフラッシュバックしたんけど、あぁそうか、境目なんて無いのだなぁ、と訳も分からず理解した。多分夏だったろう。雨が白ッ茶けた校庭を黒く席巻した。
この感覚は今まで誰にも言ったことが無くって文章に起こした事も無いのだけれどもきっと誰にも伝える事は出来ないのだろうなぁ。そう考えると得意げになったり寂しくなったりする。

今、窓を開けていてダイナミックに外の音が入ってくるのだけれども、雨が道を叩く音が強くなったり弱まったりする。その強弱に僕は雨の距離を感じてならないん。耳でその情報を得ているのだけれども、あの時の、校庭を覆ってくる黒い地面が頭一杯に浮かぶ。
そんな夜明けだ。チャオ